株主の皆さまへ

お客さまのご要望にお応えし、クリエイティブの制作から配信までワンストップのサービスをご提供いたします。

 株主のみなさまには、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。ここに、株式会社日本創発グループ第8期(2022年1月1日~2022年12月31日)の事業の概要につきましてご報告申し上げます。

 当連結会計年度では、新型コロナウイルスオミクロン変異株の感染拡大により感染者数が増加し、個人の消費行動は停滞が続きました。また、急激な円安進行により金融市場は大きく変動するなど世界的なインフレの消費への影響が懸念されており、経済状況は不安定で、原材料価格、物流価格は上昇の傾向にありました。一方で、感染症拡大防止への取り組みやオミクロン株対応ワクチンの接種も進み、イベントの開催が再開されるなど、企業活動は回復しつつあり、コロナ禍での新しい社会生活に即したサービスや販促ツールなどの需要が増加いたしました。当社企業グループは、お客さまに、より付加価値の高いサービスを提供するため、将来の成長分野に事業資産を機動的に集中させております。企画提案・製造・制作から配信までをトータルでカバーできるユニークな企業体として、クリエイティブサービス事業の領域拡大に取り組んでまいりました。

 これらの結果により、当連結会計年度の業績は、売上高644億16百万円(前期比17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億3百万円(前期比110.5%増)となりました。

 私たちは、今後も社会の変化に柔軟に対応し、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、お客さまにとって必要不可欠な存在であり続けたいと考えています。そのためにも、クリエイティブサービス事業を中心としたビジネス展開を積極的に推進し、株主のみなさまのご期待に応えるべく、一段と努力してまいります。

 みなさまにおかれましては、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2023年3月
代表取締役社長 藤田 一郎

東証スタンダード上場

開示データについて

平成26年12月期以前の開示データにつきましては、株式会社日本創発グループの設立に伴い上場廃止・完全子会社となった旧証券コード7861 東京リスマチック株式会社の財務データを開示しております。

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