新しい価値を創造する企業グループ
2025年、株式会社日本創発グループは11期を向かえました。新しい価値を創り発出する想いを持ち2015年に東京リスマチック株式会社の新設持株会社として子会社17社と関連会社3社合わせて20社でスタートして以来、印刷関連事業を祖業としつつ、お客さまの思いを「カタチ」として表現するために、さまざまな素材への特殊な印刷技術に加えて、CG、映像やXRなどいわゆるICTを活用したデジタル表現技術やアプリケーションの開発、さらには文具・雑貨の企画製造も含めたメーカーとしてのモノ造りなど多様性に富んだソリューションを組みあわせた企画提案を行い、出版や配信メディアを活用し伝えていくサービスなど、2024年12月末の事業グループは子会社55社と関連会社7社合わせて62社となりました。

㈱funboxのガチャガチャ(カプセルトイ)
それぞれの会社が持つユニークなソリューションを組み合わせ新しい付加価値を創出し、お客さまのご信頼をいただける事例も増えてまいりました。
グループ各社での連携をさらに強めお客さまにとって新しい価値をご提供させていただけるよう歩みを進めてまいります。
2024年第4Qには、グループ子会社数社の合併を決定いたしました。
専門性が高くかつ関連性のある企業が一体運営することでお客様により付加価値の高いサービス商品を提供するとともに、事業運営の効率化向上を企図しています。
モノ作り+コト起こし⇒伝える
2024年2月には、東京都港区に本社を据える株式会社アスコムに子会社として参画いただきました。生活に密着しトレンドを捉えた実用書を中心に売筋ランキングに入る多くの本を出版しています。既に子会社であった株式会社ワン・パブリッシングも同じビルに移転し、メディアとしての出版事業をさらに充実させたいと考えています。

㈱アスコム
「世界一簡単!70歳からのスマホの使いこなし術」

㈱ワン・パブリッシング
「THE藤井定食」
グループの専門性を活かした事業連携の強化を
ITメディア+セールスプロモーション分野においては、東京都港区のXR制作空間「SHIBA studio」を、プロフェッショナルアーティストのプロモーションビデオ撮影や動画配信など幅広いクライアントさま用途でご活用いただいております。
リアルイベントが本格的に増えつつありますが、より表現力豊かな映像を製作するため、リアルタイムで合成画面を確認しながら撮影ができるXRスタジオはまだ多くありません。都心部に立地する当社のスタジオは、本格的な映画撮影などのニーズが高く、デジタル配信含めグループが持つ映像技術の活用分野は広がると考えております。

SHIBA studio
SDGsへの取り組みも各社の個性を尊重
当社企業グループには、専門性の高い個性豊かな企業が参画しています。それぞれの企業がユニークな発想でアイデアを持ち寄り、SDGsに取り組むことで社会全体に新たな価値を提供できると信じています。SDGsは、子どもたちが未来を生きるためにも、現代で達成すべき課題です。 2030年に向けて特定の企業だけが達成すれば良いという考え方では解決できません。当社企業グループでは、「多様性の価値を創造する」「想いを込め、つくる責任を果たす」「公平で平等なダイバーシティの中で新しい価値を生む」をSDGsポリシーに掲げ、グループ全体、そしてお客さまと共に持続可能な社会を実現できるよう努めてまいります。
地球規模でのカーボンニュートラルの実現に向けて、当社企業グループでもSDGsの取り組みを強化しています。具体的には毎年のCO2排出量の定期計測と共有、環境負荷削減に貢献できる商材の開発や販売をグループ全体で推進しています。
東京リスマチック株式会社では、非塩ビ・省プラ・エコインクの環境に配慮したディスプレイ「ecopa (エコパ)」を2021年より販売しています。また販促商品の企画・製造・販売を行う株式会社リングストンでは、環境対策素材「 ECO ポリング」を開発し、廃棄されてしまうお茶殻や卵殻を活用した製品をご提供しています。他にも、企業のSDGs浸透支援ツール「 SDGs ゲーム」「 SDGs 本」を提供する株式会社プレシーズ、間伐材を利用したノベルティの企画・制作・販売を行う関連会社のFRONTIER JAPAN株式会社など、各社が持続可能な社会実現に向け、課題に取り組んでいます。