株主の皆さまへ

株式会社日本創発グループ第2期(平成28年1月1日から平成28年12月31日)の事業の概要について

 株主のみなさまには、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

 ここに、株式会社日本創発グループ第2期(平成28年1月1日から平成28年12月31日)の事業の概要につきまして、ご報告申し上げます。

 当連結会計年度におけるわが国の経済は、人民元安で始まった中国経済の失速懸念や英国のEU離脱ショックによる株式・為替市場の混乱があったものの、政府や日銀のマイナス金利導入等の各種政策もあり、景気は年末にかけての株高・円安を背景に、緩やかに持ち直しました。一方、米国新大統領による保護主義的な政策は世界貿易の縮小や世界経済の減速を招く懸念があると指摘されており、先行き不透明な状況であります。

 当社企業グループは、クリエイティブサービスを事業とし、お客様が創造性(クリエイティブ)を表現するために必要である多様なソリューションを提供するため、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進しております。印刷技術の進化や、ネットワーク環境の利便性向上などにより、クリエイティブの表現方法、表現技術、伝達手段は多種、多様化しております。印刷製造技術のみならず、2D-CAD・3D-CAD・3D-CGを軸とする技術、プロダクトを含む多様なデザイン力・IT構築力をトータルで保持することが当社企業グループにおける企業間競争において重要となっております。 汎用的な一般情報用紙への印刷にとどまらない、特殊素材・立体物への印刷技術と提案活動に加え、多岐にわたる「カタチあるモノ」、例えばノベルティ・フィギュア・3Dプリンター造形などへのクリエイティブ提案を含めたソリューションの提供ニーズは今後拡大が見込めるものと思われます。また、単純な紙媒体の総体的需要は今後縮小が確実視されておりますが、それを代替するデジタルコンテンツに対するクリエイティブサービスへのニーズは、マーケティング分野を中心に、拡大してきております。当社企業グループは、グループ各社が専門とする技術及びノウハウと、最新設備を備えたグループインフラを活用し、クリエイティブニーズを確かなカタチとしてご提供しております。また、ワンストップで様々なプロフェッショナルサービスを提供できるようグループ間の支援体制を整え、ソリューション営業の強化を図っております。

 当連結会計年度においてもその一環として、株式会社ソニックジャム、クラウドゲート株式会社をグループ化し、デジタルコンテンツ制作の強化を図りました。加えて商品ラインナップの拡充のためノベルティ商品製作の株式会社コローレをグループ化いたしました。

 また、当連結会計年度は、前期にグループ化いたしました株式会社サカモトの業績が年間を通じて業績に寄与しております。

 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高332億90百万円(前期比1.3%増)、営業利益は8億70百万円(前期比62.0%増)経常利益10億24百万円(前期は匿名組合投資損失等の計上により経常利益32百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益5億28百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失4億28百万円)となりました。

 なお、当社は、平成27年5月1日施行の「会社法の一部を改正する法律」(平成26年法律第90号)により創設された監査等委員会設置会社に移行したことに加え、代表取締役を追加選任し、取締役会の監督機能の強化とコーポレート・ガバナンスを一層充実させるとともに、迅速な意思決定と業務執行により経営の健全性とさらなる企業価値向上を図ってまいります。

 当社企業グループは、今後もお客様にとって必要不可欠な企業集団として、クリエイティブサービス事業を軸にビジネス展開を積極的に推進することで、株主のみなさまのご期待に応えるべく努力してまいります。

平成29年3月
代表取締役社長 藤田 一郎

東証JASDAQ上場

開示データについて

平成26年12月期以前の開示データにつきましては、株式会社日本創発グループの設立に伴い上場廃止・完全子会社となった旧証券コード7861 東京リスマチック株式会社の財務データを開示しております。

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