INTERVIEW

代表インタビュー

日本創発グループ 代表取締役社長

藤田一郎

これからの事業戦略

- 2024年 -

BUSINESS STRATEGY

技術を駆使して、心を動かすクリエイティブを
提供するグループへ

新しい価値を創造する企業グループ

2024年、株式会社日本創発グループは10期を向かえました。新しい価値を創り発出する想いを持ち2015年に東京リスマチック株式会社の新設持株会社として子会社17社と関連会社3社合わせて20社でスタートして以来、印刷関連事業を祖業としつつ、お客さまの思いを「カタチ」として表現するために、さまざまな素材への特殊な印刷技術に加えて、CG、映像やXRなどいわゆるICTを活用したデジタル表現技術やアプリケーションの開発、さらには文具・雑貨の企画製造も含めたメーカーとしてのモノ造りなど多様性に富んだソリューションを組みあわせた企画提案を行い、出版や配信メディアを活用し伝えていくサービスなど、2023年12月末の事業グループは子会社52社と関連会社8社合わせて60社となりました。

㈱funboxのガチャガチャ(カプセルトイ)

それぞれの会社が持つユニークなソリューションを組み合わせ新しい付加価値を創出し、お客さまのご信頼をいただける事例も増えてまいりました。
グループ各社での連携をさらに強めお客さまにとって新しい価値をご提供させていただけるよう歩みを進めてまいります。

モノ作り+コト起こし⇒伝える

2023年6月には、東京都港区に本社を構える株式会社グレートインターナショナルに子会社として参画いただきました。テレビ番組のクリエイティブワークを祖業として、そのなかで培った技術と表現力をもって映像や教材の開発まで行っています。テレビ番組制作に携わることもありシフトを組んで年末年始を除いて基本24時間営業のユニークな企業です。また、2023年3月には、東京都渋谷区の株式会社バックストリートに出資し持分法適用会社として参画いただきました。映像制作や、イベントコンサートの出演プロデュースまで行う企業です。いずれも、モノ作りやメディアを保有するグループ各社と協力しあい、お客さまの「こころを動かす」お手伝いに取り組んでまいります。

㈱ダイアモンドヘッズ

㈱バークインスタイル

グループの専門性を活かした事業連携の強化を

ITメディア+セールスプロモーション分野においては、東京都港区のXR制作空間「SHIBA studio」を、プロフェッショナルアーティストのプロモーションビデオ撮影や動画配信など幅広いクライアントさま用途でご活用いただいております。

リアルイベントが本格的に増えつつありますが、より表現力豊かな映像を製作するため、リアルタイムで合成画面を確認しながら撮影ができるXRスタジオはまだ多くありません。都心部に立地する当社のスタジオは、本格的な映画撮影などのニーズが高く、デジタル配信含めグループが持つ映像技術の活用分野は広がると考えております。

SHIBA studio

SDGsへの取り組みも各社の個性を尊重

当社企業グループには、専門性の高い個性豊かな企業が参画しています。それぞれの企業がユニークな発想でアイデアを持ち寄り、SDGsに取り組むことで社会全体に新たな価値を提供できると信じています。SDGsは、子どもたちが未来を生きるためにも、現代で達成すべき課題です。 2030年に向けて特定の企業だけが達成すれば良いという考え方では解決できません。当社企業グループでは、「多様性の価値を創造する」「想いを込め、つくる責任を果たす」「公平で平等なダイバーシティの中で新しい価値を生む」をSDGsポリシーに掲げ、グループ全体、そしてお客さまと共に持続可能な社会を実現できるよう努めてまいります。

地球規模でのカーボンニュートラルの実現に向けて、当社企業グループでもSDGsの取り組みを強化しています。具体的には毎年のCO2排出量の定期計測と共有、環境負荷削減に貢献できる商材の開発や販売をグループ全体で推進しています。
東京リスマチック株式会社では、非塩ビ・省プラ・エコインクの環境に配慮したディスプレイ「ecopa (エコパ)」を2021年より販売しています。また販促商品の企画・製造・販売を行う株式会社リングストンでは、環境対策素材「 ECO ポリング」を開発し、廃棄されてしまうお茶殻や卵殻を活用した製品をご提供しています。他にも、企業のSDGs浸透支援ツール「 SDGs ゲーム」「 SDGs 本」を提供する株式会社プレシーズ、間伐材を利用したノベルティの企画・制作・販売を行う関連会社のFRONTIER JAPAN株式会社など、各社が持続可能な社会実現に向け、課題に取り組んでいます。

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